幸せ!家族会議

  • Q
  • 「幸せ家族会議」とは何ですか。

お元気なうちにあなたが思い描く理想の老後、病気や寝たきりなどもしもの時にあなたが希望する医療や介護について、家族と話し合いを重ねることで考え方を共有し、今後の方針を決めるためのものです。
親は趣味や病院通い、子どもは共働きで子育てに追われるなど、お互い忙しい日々を送っています。盆や正月に家族で集まっても親の介護や相続といったデリケートな話しをする機会はめったにありません。
しかし、後回しにしていると、突如起こった親の介護や相続といった事態に慌てふためき日々の暮らしに大きな影響を及ぼします。
幸せ家族会議
前もって親の介護や相続について家族会議をしておけば、いざというときも慌てず落ち着いて対応ができます。また、子供同士負担を押しつけ合うようなトラブルも防げます。
専門家を交えることでデリケートなお話もスムーズに進めることができます。
  • Q
  • 「幸せ家族会議」をするメリットは何ですか。

本音で話しあえるから安心 子どもから話題にしにくいデリケートなこと、子どもの負担を考えると口にするのを遠慮してしまうことは「気分を害してしまったらどうしよう」、「口論になってしまうかも」と不安になり話を切り出すことができないものです。
家族で話し合うことでモヤモヤが解消されます。

介護が必要になったら誰が介護するの?
治る見込みのない病気になったらどんな風に余生を過ごしたい?
亡くなってしまったらどんな葬儀を望んでるの?相続は?
子どもたちに迷惑をかけたくないけど・・・突然倒れたり、介護が必要になったらどうしよう

もしもの場合も慌てなくて済むから安心

病気や事故、自然災害やコロナウィルス流行など予期せぬことは突然やって来ます。
だからこそ、万が一の時に慌てないよう、親子でこれからのことを話し、必要な情報を共有しておく「準備」が今まで以上にとても大切になってきます。

先が見通せるから安心

介護に伴うお金の不安は尽きません。資金計画をきちんと立て、もしもの時に備えることで日々の安心につながりますし、生活をより愉しめるようになります。

子どもの負担が軽くなり家庭円満

想いや情報を共有するなどの準備をしておかないとお子さんにも多大な負担がかかります、家族仲が悪くなってしまうかもしれません。

負担がかかるケース

病気や事故で命に危機が迫っていたり、後遺症で障害を負ったりした場合は医療やケアなどについて自分で決めることや、人に伝えることができなくなるかもしれません。家族が本人の考えを想像しながら、本人に代わり様々なことを決定する必要が出てきます。
突然の病や介護は避けられませんが、何の準備もしていないと、育児と介護のダブルケア、介護離職などでお子さん自身の生活にも支障をきたしてしまいます。
特定の子どもにだけ親の介護の負担が集中してしまう場合は、家族仲が悪くな
ってしまい、介護での不公平感や不満が積もり積もって相続トラブルにまで発展してしまうかもしれません。
  • Q
  • 具体的にはどのようなサービスですか?

お客様のご要望にあわせて、家族会議が円滑に行えるようにお手伝いをします。

家族会議を進めるにあたっての心配ごとの聞き取り・アドバイス

会議までに必要な準備、段取りのアドバイス

会議の中で話す内容や話し方のアドバイス

会議後に書面など何らかの形で記録を残す場合のアドバイス


遠方にお住まいの場合はZOOMなどオンラインでのアドバイスも可能です。お気軽にお申し付けください。
  • Q
  • 家族に関して、どのような悩みが多いのですか。

皆さんのお悩みは十人十色ですが、主なものを下記にご紹介します。

親子で率直に老後や介護の話をしたいけれど、話すきっかけがない。

遠方の親が倒れたり、介護が必要になった時、家族で話し合っていないので不安しかない。

高校卒業後に実家を出てから、帰省するのはお盆や正月くらい。ふだんの親の生活状況を把握していないし、老後についてどう考えているかもわからない。

海外に住んでいて高齢の親の面倒を看ることができないので、何かあったときのことを心配している。

兄弟はいるけれど、親と同居している自分が親の介護を全面的にやらないといけなくなりそうで気が重い。

他の家庭では親の面倒を子供たちでどのように分担しているのか教えてほしい。

就職や結婚で自分たち子どもたちは独立している。長女だからという理由で、親から介護するのを期待されてしまっている。弟や妹もそれが当たり前と思っているみたいなので一度、家族内できちんと話し合いたい。

親の介護が必要になったら、どこに相談していいかわからない。

親の介護のことは子育てのように気軽に友人と話せないので不安が募る。

子供に迷惑をかけたくないので、老後は配偶者に頼りたい。けれど老々介護となるのが心配だ。

今の家族状況(例えば、高齢の親が遠方に居住など)の場合、どのような将来リスクがあるか知りたい。

相続で揉めないように家族で話し合っておきたい。

親が亡くなったときの相続税を心配している。

自分なりに相続のことを知らべたので、実際に進めていきたい。

親の介護、施設費用、相続など悩みが複数あってどこに相談してよいか困っている。

家族会議に出席し、専門家の立場として説明してほしい。

  • Q
  • 家族会議を開催する前にやっておくことはありますか?

個々の家族メンバーが抱える問題は家族内の人間関係やこれからの生活に大きく影響を及ぼします。
したがって、他の家族の問題と切り離して別個に捉えるのではなく、家族全体に焦点を当てた包括的な解決策を考えることが必要となります。
個々の家族メンバーの問題が他の家族の幸せにもつながっていくことから、まずは家族全体をみわたして、生活課題や生活リスクをチェックし現状を把握してみましょう。
  • Q
  • 家族会議に臨むときの注意点はありますか。

せっかく膝を突き合わせて話し合うのに本音が言えない、また話し方や順序を誤ってかえって親族仲が悪くなってしまう場合もあります。
下記のポイントに注意してみましょう。

自由な意見交換ができる場としましょう

お互いの考えを一方的に押しつけたり、その方向に誘導・説得したりしないようにしましょう。
お互いの話を頭ごなしに否定・批判をせずに、まずは話を聞く姿勢が大切です。

お互いの考えを引き出せる場としましょう

「はい」「いいえ」では答えられない自由な答えを求める質問「開かれた質問」(例:「どうして?」「どんな点が?」など)を極力使いましょう。
幸せ家族会議

最後の逃げ場を奪わないようにしましょう

家族であるがゆえに、歯に衣着せぬ物言いで相手に意見を求めてしまったり、感情的になってしまったりすることもあるかもしれません。相手を追い詰めないようにしましょう。せっかくの話しあいの場が台無しになってしまいます。

マジックワード「家族だから」で片づけないようにしましょう

「家族だから…言わなくてもわかる」「家族だから…やってもらって当たり前」など、家族であることへの安心感の裏返しが甘えや依存につながってしまう場合もあります。
親子やきょうだい関係だからといって特別視せず、時には自分のことを理解してもらうために言葉を尽くす必要もありますし、感謝の気持ちをきちんと表現することで対等な一人の大人として付き合うことができるようになります。

問題をすり替えないようにしましょう

子どもの頃の親とのかかわりに関するきょうだい間格差を大人になった今も抱えている場合、親の介護問題や相続の場面で不平不満となって表出し、建設的かつ未来志向で親や兄弟姉妹と向き合うのが難しい方も中にはいらっしゃいます。子ども時代と今をなかなか切り離して考えることはできないかもしれませんが、今は家族の中の誰のことを第一優先で考えなければいけないか常に念頭におきましょう。

結論を急がないようにしましょう

家族の未来に向けて親子で対話を重ねていくことが大切です。決断を迫るなど焦らせることは禁物です。

家族の変化にあわせて見直しをしましょう

時間の経過によって、親御さん、お子さんともども身体状況、経済状況、家族関係が変化するかもしれません。一度、結論を出したからといってそれに固執せずに、状況に合わせて見直しが必要となります。

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